C00001-■泉田豊彦/売れる発想ができる人できない人/成美文庫/2000年/505円
お客が集まる店には心を動かすからくりがある。モノ主体の時代から情報主役
の時代に、自分自身がどのように対応すればよいかが提案されている。
C00002-■福島哲史/成功する起業家の条件/成美文庫/1999年/505円
起業家=アントレプレナー・アーテイスト論。同じ苦労するなら、会社のため
より自分のため。ビジネスの方法論も企業組織の考え方も変化しているので、
ここを理解し、起業家精神を学べと。起業家は自分の夢を実現する最高の生き
方と。福島哲史さんの本はどれもミナ面白いし、役に立ちます。次回詳細。
C00003-○500円文庫を読もう。
最近のコンビニには、ノウハウ文庫が並べられているでしょ。この辺、何だと
思うよりも利用できる本は利用しよう。得です。「本はコンテンツ」500円
文庫はお昼の幕の内弁当ほどコンテンツがぎっしり。いわゆる成功哲学という
本も読んでみる価値はある。アメリカではニューソートと呼ばれている。50
0円で人間変わればすごいよね。
○500円コインをガチャといれて、「気分がいい」「元気がでる」というリ
フレッシュ効果を文庫に求めよう。
C00004-■ロナルド・グロス/アメリカ流クリエイテイブライフ/TBSブリタニカ/1983
この本は見つけたら是非買って下さい。知の冒険を志す人の本。トフラーなど
自分の好きなテーマで学者・思想家になった方のノウハウ本。独学学者の自己
啓蒙本。いかに自分の興味テーマを学習し、他人に役立つように学問化するか
です。オタク的と呼ばれてもいいのであって、これからの知的ライフスタイル
を追求する方は是非。早く発行されすぎた本。今の日本に必要な本です。
C00005-■50万部「捨てる!技術」/宝島社新書/辰巳渚著■
日本人は「捨てる」教徒である。何でも「捨てたい」と考える。悩んで本を読
む。雑誌の特集を読む。が捨てられなくて又「整理法」等の本を買う。そのく
りかえしである。読んだ時は捨てる、整理せんといかんと考える。
私も大地震で実家倒壊5年後、実家以外に借りたアパート2部屋が、ゼロから始
り、今、本で一杯。そういう生活です。あーあ。
この本のコンセプトは、目次に書いてある通り。この本は、素晴らしい企画書。
で、新しい捨て先が増えている。それが「インターネット」オークション利用
である。この本は、買わなきゃ損です。「日本捨てる教徒」であるという安心
を買うためにも。
http://www.takarajimasha.co.jp/
■山田アイディアメモ。この本からのヒントは、「他人に捨てさせる」。
では「捨てる代理人会社」を作る。「捨てる」仕事を他人に頼み、本人の知ら
ない間にすべて捨てしまう。これなら本人の迷いはない。捨てるものと捨てな
いものをよりわけなきゃあという心理障壁と、それにかかる時間は不用になる。
何も考えずに、ボンボン選ばずに、他人が捨ててしまう。そんな会社が、でて
きそうです。
C00006-▲中谷彰宏/お金で苦労する人しない人/三笠書房/1998年/1143円
「大人になった時に本当に生きて役立つのは、お金に関する知識と知恵です。
一番必要なのは金銭感覚」そのとおり。
「気軽にハンコを押さない。どんなことがあっても、保証人にはならない」
などお金に事で普通の方はここまで書かない。今からお金で苦労しないため、
皆さんゼッツタイ読んでおくべき。国民の基礎知識。
C00007-■佐藤俊樹/不平等社会日本/中公新書1537/2000年/660円
さよなら総中流。「とんでもない事件や事故がこれから起こりつづけるだろう
」です。「努力をする気になれない」社会へ、現代の日本は、かなり急激な転
換を!
前号で1.日本社会システム全体への疑問 2.IT革命について考えていき
つつ私は読書すると申し上げましたが、ありましたです。そんな本が。帯には、
「崩壊する平等神話」!。私は「団塊の世代は葉民になりつつある」論の人間
ですが、これを読んでまたまた納得。この本のキモは、P128です。
本は途中から読めです。(娯楽本は除く)この本のキモ部分にショックを受け
て、その前後を読みましょう。出だしで、つまづかないように。さてP128で
す。「「団塊の世代」以降でも、この状態が続く限り「昭和ヒトケタ」が社会
を担っていた時代では、想像できなかったとんでもない事件や事故がこれから
起こりつづけるだろう」
1995年以降、阪神大震災以降は特にひどいですね。と私は思います。
(想像できなかったとんでもない事件や事故がおこるのは)「責任感を持てない
エリートと将来に希望を持てない現場の組合せでは、そうならない方がおかしい。
会社が面白くないと言って離職する若い世代がふえるのも無理はない。何よりも
彼ら彼女ら自身がこの空虚にとりつかれているのだから。」
「「努力すればなんとかなる社会」から「努力しても仕方がない」社会へそして
「努力をする気になれない」社会へ、現代の日本は、そういう転換をそれもかな
り急激な形で経験しつつある」「基礎的平等化による開放性に依存した産業社会
や選抜システムが、W雇上(ホワイトカラー雇用上層の略です)の階級化によっ
て根底から大きく揺さぶられている」
IT革命に関する部分は、P159のあたりです。「父主職という目に見えない
資産の力は、伝統的な学校型の知識だけでなく、情報リテラシーという新しい形
態の知識にも及んでいる」「1995年時点のパソコンワープロは、先進的機器
であり、それらの所有が示すのは、むしろ高度な知識・能力とされるものへのア
クセスの良さである」
「日本の知識エリートは、西欧語の読み書き能力を核とした「教養」を標識にし
てきた。(中略)近代日本の「教養」は単なる文化や階層的標識ではなく、実利
的なものであった。そのメリットが薄らいだ今、情報リテラシーという新たな知
識形態が浮上しつつある」(P160)
著者は佐藤俊樹東京大学助教授。専攻は比較社会学、日本社会論。この本は、1
995年の「社会回想と社会移動全国調査」(略称SSM調査)からの佐藤教授
の論です。この調査に対する他の方の論文は多くあり、佐藤教授とは結論が異な
るとのことです。
この本は、P128のキモを見れば、読みたくなるでしょう。衝撃本です。
「親世代の豊かさが、教育と資産の2つの回路を通じて本人世代の豊かさに追加
される」(P75)
「80年代前半までの戦後の階層社会は、「それなりに努力すればなんとかなる
」社会になっていった」(P87)ここが2つめのキモ。
「W雇上(ホワイトカラー雇用上層)の家庭に生れたという既得権に「実績」を
つみ、そうすることで、その実績自体もまた既得権化してしまうのだ」「戦後の
日本では選抜競争が平等な競争であると信じられてきた。その中で「団塊の世代
」のように生まれによる有利不利が発生。しかし、今述べたような、既得権が実
績」化、「実績」が既得権化するメカニズムが働く」(P109あたり)
「日本のW雇上2世の中には自らの力に寄らないという事実すら全く気付かない
人もいる。」「平等社会の神話につながった時すべての人が自分と同じように生
活していると思いこんでいれば、みんな同じ条件で競争していると考えても不思
議ではない。けれども、それはW雇上の世界だしか知ろうとしないことであり、
もっと幼稚な自己中心的態度である。
さらに同じくP120あたり。1936年〜55年生まれの団塊の世代が、まさに日本
の選抜システムの転換点になっている。団塊の世代におきたW雇上の階級化は生
れによる格差は縮まらない」考えを持てば、社会も企業も腐っていくだけだ、と
いう結論に達する」。だが、事実です。本を抱いて自殺しそうになりますね。で
は、どうすればいいのか。救いはあるのか。
P140以降の4つの課題点を見て下さい。ヒント。「カリスマ美容師」もその
一例です。知識エリート(この本で言えばホワイトカラー雇用上層)の階級化
(生れによる有利不利)が、団塊の世代の成長とともに進んでおり、1985年前後
には、戦前の日本より以上に階級社会となった。問題点は、その知識エリートが
その認識もなく、責任感もない。」
「IT論上の情報リテラシーにおいても、知識エリートは既得権を持っている。
努力すればなんとかなる社会でなくなった日本では、産業の空洞化、無力感
、閉塞感に被われたれた社会となる」
第4章「総中流」の落日ー自壊するシステム。ここから読み進みましょう。
中央公論新社のアドレスは
▲
http://www.yomiuri.co.jp/chuko/
「とんでもない事件や事故がこれから起こりつづけるだろう」「努力をする気に
なれない」社会へ、現代の日本は、かなり急激な転換を!は前号で紹介しました
が、御読みになりましたか。第4章「総中流」の落日ー自壊するシステム。キモ
はここです。
C00008-■糸瀬茂編著/「デパートを税金で救う国」の行く末/小学館文庫/2000年/552円
我々日本人(一世帯2000万円の借金大国に住む)は茹でガエルと同じ状態だそ
うです。今日の金融不安を払拭するためには、金融機関が競争力を高め、ビッ
グバンを行き抜ききることが必要で、機関が内側から変わる必要があると。また
無為な延命策や先送り経済政策が自殺行為であると著者は述べます。石原伸晃氏
他4名の若手議員の提言もあります。
C00009-■ここちよい裏切りとは?「ハンニバル」/新潮文庫/トマス・ハリス著■
小説のストーリー展開で、「ここちよい裏切り」があれば楽しい。
裏切りとは、読者の予想に大きく異なる展開。「ハンニバル」(新潮文庫)で、
この最終シーンにはびっくり。レクター博士の戦争中の回想シーン。この辺が
キーポイントですね。キャラクターの掘り下げと、ある伏線がここ。つまりは
この小説は「貴族のテイスト」の物語だったのだ。趣味の達人。愛するモノを
身の回りにコレクションするという。つまり偉大なる「プランナーオタク」2
人の対決の話だったのね。普通の方から見れば、スゴーク気持ち悪い小説。
「羊たちの沈黙」新潮文庫を読んでない人も、もうひとつ前「レッドドラゴン
」早川文庫も続けて読まなきゃア。3部作。ちなみに「レッドドラゴン」の映
画ビデオはすすめられません。ビデオ「ブラックサンデー」これはよろしい。
おすすめ。原作は新潮文庫。
C00010-SPプランナー
■「企画は決断です。確実なことがなくても、あらゆる可能性を考えて、最も
有望なチャンスに賭けることです。良い言葉。以下の本の91ページです。
▲SPプランナー/坂井田稲之/宣伝会議/1989年
C00011-▲技術者のための知的変身マニュアル/近藤光夫他/日刊工業新聞/1998年
「個人の問題解決マニュアル」技術者向けですが、参考になります。独立自営
までの知的変身チャートシートもありです。
C00012-▲新撰組と海援隊の経営学/伊藤隆/ダイヤモンド社/1998年
幕末ベンチャとしての両組織をチャート式にて見てみると、、面白いでしょう。
変革期の組織とは如何にあるべきか。明治維新以降の日本組織は、、実は新撰
組方式であったが、この今の変革期には、海援隊組織の方が、、組織の人が変
化しないと、、という話。